2024.1.9
Dr.深堀のラジオde診察室 2024年01月06日『年始特別企画「2023年十大ニュース」前編』
第10位は、若者に蔓延する大麻依存の怖さ 

「大麻は他の薬物より安全で害がない」それは全くの間違い。。。。。。実際は、大麻は乱用しますと、時間や空間の歪みや集中力の低下、そして情緒も不安定になりますし、意欲の低下や幻覚や記憶力の低下といった症状が引き起こされて、社会生活に適応できなくなることだってある。 

少ない量の大麻なら依存症にはならない? 

それもまた全くの間違い。。。。。。、使用量がどんどん増えていってしまいます。これが、大麻に一度手を出すと抜けられなくなると言われる所以なんです。特に、。。。。。大麻は海外では合法化されているのは、大麻を安全な物として認めたわけでは決してなくて、既に大麻が広まり過ぎてて規制するのがもう絶対に無理だから。 

 

第9位は、ネットを介した事件の頻発。 

闇バイトと称したSNSで集めた実行犯を使った事件。。。。。。 

ネットによる誹謗中傷 

 

第8位は、なかなか抜け出せないマスク依存症。 

「屋外では、周りの人と距離が取れる場合や、距離が取れなくても会話を殆ど行わない場合にはマスク着用の必要はない」といった指針が厚生労働省から示された。マスク依存症とは、マスクで顔を隠さないと落ち着かない状態に陥ってしまっている。 

理由は。。。。。。。。医学的には実のところマスクはメリットよりデメリットの方がかなり多く、マスク着用による健康被害というものがたくさんある。一ッは、酸欠や二酸化炭素中毒に陥って、。。。。。などの症状が多くみられることです。実は、こうしたマスクの着用によって繰り返しみられる心理的、身体的な悪化や複数の症状は、「マスク誘発疲労症候群」とも名づけられている。 

 

第7位は、ワンボックスカーの車内に、生後10か月の赤ちゃんが置き去りにされて亡くなられたという痛ましい事件。 

この種の事件は必ずと言っていいほど毎年起こっている。もちろんわが国だけではなく世界中で起こってるんですね。サウスフロリダ大学の心理学者で、長年この問題に取り組んでいるデビット・ダイアモンド教授は、こうした問題を「赤ちゃん忘れ症候群」と名付けている。我々人間が。。。。。。。。。車を離れた経験があるドライバーは約3割に達していることも分かってます。。。。。。「群集心理の落とし穴」というものでして、心理学ではリンゲルマン効果と呼ばれているものに起因するんじゃないか。このリンゲルマン効果といいますのは、共同作業をする人数が増えるごとに各個人の作業の貢献度が低下する現象。 

 

第6位は、子供の自殺の急増。 

厚労省によりますと、19歳以下の自殺の理由は「学業不振」が104人で最も多く、「入試以外の進路に関する悩み」が84人、「入試に関する悩み」が40人だったんですね。世界的にみれば経済的に恵まれ、衛生・医療環境が整った我が国で、自ら死を選ぶ若い人が多いことの意味を社会全体で重く受け止めなければらない。 

子供の自殺の特徴として挙げられるのは、。。。。。。子供の方が致死率の高い確実な手段をとることが多い。友達の自殺やメディアによる自殺報道に影響されやすいこと、子供は純粋過ぎたり、敏感過ぎたりしますので、不登校、家出、非行などが自殺の前に起こる。 

子供の自殺はどういう理由 

小学生中学生の原因の上位3位は、。。。不振、家族の。。。、親子関係の不和です。そして4ッ目が、友人との不和でして、これには恐らく「いじめ」が含まれているものと考えられますね。 

自殺以外にも、そうした思春期のお子さんたちには色々な問題行動が増えている。 

自殺以外にも。。。。。。。。。子供さんの増加が最近富に目立ってきてます。  

今週の格言 

 『今日という日の再びきたらざることを思え』byダンテ 

 

聞き逃された方は、ラジコ(radiko)

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