2023.12.25
Dr.深堀のラジオde診察室 2023年12月23日「認知症の発症や進行を予防するためにご家族が出来ること」
認知症が進行しないようにする 

認知症:厚生労働省の発表では、全国の認知症患者の数が再来年には800万人を超えると予想されているんですが、これは高齢者の実に5人に1人の割合。  

生活習慣を改める事で、その発症を抑えたり遅らせる事が期待ができるのではないかとも言われているが、残念ながら認知症を完璧に予防する事はできない。  

若年性認知症は18歳から64歳。一般的な高齢者の認知症というのも実は40代くらいから始まると言われている。認知症の予防に早すぎるということは決してない。認知症は早期発見、早期対策が重要ですから、少しでも「おや?」と思うことがあったら、早めに対策をとることが、ご両親の健康寿命を延ばすことに繋がります。 

 

認知症の予防という観点から大事なことは、 

「運動」: 

運動に心掛けること 

ストレッチや。。。。。。を組み合わせて行うくらいでいい 

 

運動がなぜ認知症の予防になるのか? 

運動をすると、。。。。。にハッピーになれます。 

 

運動は認知症の予防だけでなく治療法としても認められている 

「運動療法」あるいは「作業療法」と呼ばれてまして、運動療法は、文字通り、体を動かすことで寝たきりになるのを防いだり、睡眠障害や興奮などの行動障害を軽減する効果が認められています。実はこの運動療法は、2010年に発行されました認知症疾患治療ガイドラインでも、その有効性は確立されてる。 

 

「知的活動や会話などでしっかり脳を使うこと」 

。。。を単調にしないように努めること 

生き生きとした生活を送るようにすること 

家族や。。。。を円滑にしておくことなど 

 

知的活動とは、。。。。。例えば。。。。。と認知症予防に効果があることが既に分かってます 

脳を刺激する方法として回想法というものもあります。 

最近の出来事を思い出すのは苦手ですが、昔のことは良く覚えてあります。そこで昔の苦労話や自慢話を語ってもらい、共感を持って聴くことで一体感が生まれ、認知機能が高まると考えられているんですね。 

 

音楽を使う治療法を音楽療法と言います。。。。。といいまして、作業療法士という専門の指導者と。。。。などの芸術療法、ペットとの触れ合いを通じて感情の安定を促すペット療法など様々な方法がありますね。あと、大きな声を出すカラオケとかもいいですね。 

人との会話も脳の神経細胞を使いますので、認知症を予防するという観点からはたいへん大切 

 

「食事法」 

オリーブオイル:オレイン酸という。。。。。というポリフェノールが含まれています。。。。には、アルツハイマー型認知症の原因となるβ-アミロイドという異常蛋白の形成を抑える効果がある。 

カレー:インドのアルツハイマー型認知症の発症率は、アメリカの実に1/3なんです。インドの人口は13億人、アメリカの人口は3.5億人で約4倍なのにですよ。カレーに含まれるウコンの中の。。。。を持ってて、認知症の進展に効果があるとされている。 

カマンベールチーズ:カマンベールチーズに含まれる。。。。。という脳由来神経栄養因子を増やすことによって神経細胞を再生してくれる可能性も示唆されてきている。 

 

総論から言いますと認知症の原因とされているアミロイドβの抑制に効果的な食材といいますのは、。。。。といった。。。。。といった抗酸化物質を多く含んだ物なんです。ですから、これらの栄養素を多く含んだ食材、。。。。。などがお薦めですね。 

豆腐、納豆、味噌といった大豆製品もいいですね。これらの大豆製品には、大豆レシチンというものが多く含まれているんです。この大豆レシチンは、。。。。。、認知症予防に効果的なんです。また、大豆製品の中でも納豆には「ナットウキナーゼ」というものが多く含まれています。ナットウキナーゼは、。。。。。。にも効果がありますからね。 

食事法として他にも注意すべき事 

必ずしもそれらの食材だけを毎日たくさん摂取すれば良いというわけではない。問題は食事の摂り方なんです。なによりバランスの良い食事を摂る必要があるんですね。 

低糖質・低塩分に努めるということでしょうね。糖分や塩分の摂り過ぎは健康に悪いですからね。また糖質が多く含まれる白米やパンなどの炭水化物の摂り過ぎにも注意が必要ですね。 

 

今週の格言 

 『認知症の症状が進んできてるという自覚はあります。しかし、自分自身は変わっていないと思うこともあります』by長谷川和夫先生

 

聞き逃された方は、ラジコ(radiko)

戻る