「敵意帰属バイアス」:他者の言動を“悪意のあるもの”と感じてしまう心理傾向(認知バイアスの一種)
「認知バイアス」:物事の判断が、直感やこれまでの経験に基づく先入観によって非合理的になる心理現象のこと(人間がもつ思い込みの一種)
敵意帰属バイアスというものは、人混みの中などで、他者と肩がぶつかった時、敵意帰属バイアスに陥っていない人は、「すみません」とか言ってそのまま立ち去るが、敵意帰属バイアスに陥っている人は、“肩をぶつける”という行動に悪意を感じるため、舌打ちをしてみたり「ふざけんな!」と怒鳴ったりする。
敵意帰属バイアスは、人間の本能。
大昔は外部に対して敵意を意識できた方が生存確率を高めることができていた。しかし、敵意帰属バイアスは現代社会において良くない傾向。
敵意帰属バイアスを持ってしまう原因
自己肯定感の低さや自分を認めることができていない劣等感。それに伴う認知の歪み。
敵意帰属バイアスは、言い換えるならば被害妄想。歪んだ認知によって、実際にはない敵意を感じ取ってしまっている。
① 相手から見下されることへの強い恐怖心がある。
② ………….
③ 自己肯定感の低さ
④ ………….
⑤ ………….
⑥ トラウマ:「仲間はずれにされた経験」・「親からの虐待」
敵意帰属バイアスにとらわれやすい人の特徴
① 「弱い自分を守るために攻撃的になりやすい」
② ……………….
敵意帰属バイアスに対する適確な対処法
① 『気づく』という客観視が大切
② 「怒りを切り離す」
③
④ 「自分の捉え方はすべて間違っている」という大前提で接してみる。
⑤ ………………..
他人の敵意帰属バイアスに直面したときの対処
① 説得しようとしない:敵意帰属バイアスは思い込みや妄想であって誤解ではない、「この人はいま敵意帰属バイアスにとらわれてそうだ」と思った時点で、話をやめるのが無難なんです。
② ……………………………….
③ ……………………..。残念ながら、敵意帰属バイアスを完全に取り払うことは不可能です。
今週の格言
『怨恨や敵意は、あなたの活力や熱情や精力を奪う心の毒です』byジョセフ・マーフィー
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