2024.8.5
Dr.深堀のラジオde診察室 2024年08月03日「音と記憶の関係」
2020年10月に発表した音と記憶に関する研究によると、若い頃に聴いた音楽は自分の記憶と密接に関わりがあることがわかった。音などの聴覚記憶はまずは右脳でキャッチして、左脳に言語変換していくといったように、右脳と左脳を繋ぐ回路が作られていく、それを繰り返すことで脳が活性化して記憶の定着が強くなる。音楽の場合は、そこにイメージが伴いますのでより力が強くなる。 

 

人は10代から20代の若い頃の記憶がよく思い出されることがわかっています。この現象は、レミニッセンス・バンプと呼ばれ、同じように……ではないかという説や、ホルモンの影響を指摘する説もある。いずれにせよ、若い頃に聴いた音楽は記憶に残りやすいということ。実際、認知症の患者さんにご自分の好きな曲を聴いてもらうと若い頃の記憶が強く呼び起こされるという研究もありまして、それが現在の音楽療法の基になってる。 

 

音恐怖症とは 一般的にアコースティコ・フォビアと呼ばれ、….を指します。一般的には、…….に見られることがあり、日常生活に深刻な影響を与えることだってある。 

音楽が鮮明な記憶を呼び起こす能力は、……のではなく、潜在記憶の一種である「手続き記憶」というものを使っている。これは、…..、いわゆる「…..」状態。 

アルツハイマー病の人は、……と真っ先に破壊される、健康な脳の持ち主であれば、「エピソード記憶によって………、自分が何をしているのかを意図的に考える必要はない」 

 

認知症の人の記憶を呼び戻す音楽療法というものが近年注目されてきている。 

まず高齢者における音楽療法の効果としましては、…..が減少したというものがある。また通称MCI……によって認知機能の改善が見られ、認知症へ進行するリスクを低下させることも示されている。 

脳梗塞の患者さんでも、今日話題のオルゴールを聞いてもらうオルゴール療法を行うことで血圧の低下、……..も推奨されている。 

一般的に、健常人の……..を認知することで脳の前頭前野が活性化するため、創造力や集中力が高まり、…….が判っています。音楽はホルモン系や自律神経系にポジティブな効果を及ぼすだけでなく、認知機能全般や情緒や気分の状態にも変化を及ぼす。 

音恐怖症(アコースティコ・フォビア)とは………が重篤で日常生活に支障をきたす。一般的には、……などが挙げられます。また、オルゴールの音色などの特定の音楽や楽器、特定の場所での音などにも恐怖を感じることがあります。 

音恐怖症の人は、音が聞こえるだけでパニック発作を起こしたり、身体の不調を感じたりすること。 

 

主な原因としては、過去のトラウマや…….などが挙げられます。中でも………が音に反応しやすくなる。 

治療法 

専門の医師や心理カウンセラーから適切な治療を受けることが重要。 

認知行動療法や薬物療法などが行われます。 

認知行動療法では、恐怖を感じる音に対して、よ…..を克服することができます。また、薬物療法では、…..がある薬が処方されますね。 

自分でできる対処法 

リラックスすること、………で恐怖を感じる前にリラックスすることができるようになります。 

 

嫌な音ではなく楽しい音楽を聴くことで………に重要ですよね。このトラウマに対しましては、専門家のサポートを受けながら取り組むことが大切です。そして、毎日少しずつ音に……….いくことで、恐怖を克服することができます。アコースティコ・フォビアは、治療や対処法で改善することが可能。ですが、人によって症状や改善の速度は異なるため根気強く取り組む必要があります。 

 

ミソフォニアは、未だ治療法も確立していません…….に行かれると良いでしょうね。ただし、ミソフォニアは、発達障害の一症状とされる聴覚過敏症の一つ、あるいはうつ病の一症状と誤診をされることが、けっこう多いようですから注意が必要です。 

 

今週の格言 

 『自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である』Byエピクテトス 

 

聞き逃された方は、ラジコ(radiko)

 
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