2024.7.29
Dr.深堀のラジオde診察室 2024年07月27日「認知症と精神障害」
器質性精神障害:精神疾患のうち、脳の外傷や脳梗塞などのように、直接脳そのものの構造的・形状的な性質が障害されて起こる病気や症状。 

認知症は精神障害の一つ 

認知症の周辺症状BPSD 

不安・抑うつ状態、暴言や暴力(情緒や行動面の障害)、多弁多動や幻覚妄想(物盗られ妄想、嫉妬妄想)などが含まれる。 

不安抑うつ状態と老年期うつ病 

うつ病ではこれまで…..。こうしたことから……..は認知症と誤診されてしまうことも多い。 

老年期うつ病と認知症うつ状態では、発病のきっかけや初期の症状、症状の特徴、進行の仕方が違う。 

老年期うつ病の場合、…….があり、うつ病ではそのことに……を否定する傾向が強い。…..が多いのですが、認知症、….と進行します。お金がないと…..が現れることがある。 

認知症では、誰かが家の中に入ってきているという被害妄想や、物を盗まれていると思い込む物盗られ妄想がみられる。 

御高齢の場合、実際にはうつ病と認知症が合併していることもあります…….うつ病や認知症と誤解される場合もありますので、専門の医療機関で詳しい診察を受けて頂きたい。 

対処のしかた 

言葉や態度で上手に対処しようとしてもなかなかうまくいかない。当事者と同じ土俵に上ってしまうようなことはしては決してやってはならない。そんなことをしてしまうと事件になってしまう場合だってあり得ます。むしろいち早く専門の医療機関を受診されて適切な薬物療法を受けて頂くことをお勧めします。 

薬物療法 

……という漢方薬が結構効く。…….約2~3週で穏やかになられる場合もある。……..といった抗精神病薬を少量調節しながら投与します。 

 

せん妄 

脳の機能が低下することで起こる意識障害の一種。主に高齢者に、……….が多い。認知症と間違われやすいため注意が必要。 

せん妄の症状は、…….がわからない、大きな声を出して興奮するなど。発症率は高齢者の場合、……の人に発生すると言われておりその明確な原因はまだ解明されてはいませんが、…..虚弱な状態と考えられています。 

①高齢 

②脳の…. 

③環境の……的ストレス 

④….の作用 

⑤身内や友人の不幸などの心理的なストレスなど 

対処法は 

患者さんが…..。いわゆる….と呼ばれるものですが、…..必要性とデメリットをしっかりと吟味して慎重に施行する必要がある。 

せん妄は治る? 

点滴の施行や少量の抗精神病薬の投与といった適切な治療を施しさえすれば、数日以内に改善することが多い。 

予防法として確立されたものはないが、光や音の過度な刺激を抑え…….状態が落ち着いてから認知症の検査も受けることが大切です。 

 

高齢者てんかん

どなたにでも起こり得る病気。40歳以上65歳未満に比べ、65歳以上は、てんかんを発症する確率が約3倍に跳ね上がることが分かっています。超高齢社会を迎えている日本では、今後てんかんになる方が増えていくと予想される。 

原因 

①脳卒中の後遺症 

②…. 

③… 

④加齢に….など 

高齢者に現れるてんかんの特徴 

「ぼーっとして…..がある」・「突然意識がなくなった後…..など意味のない行動を無意識にしてしまう」といった様子が現れ始めることが多い。 

認知症と高齢者てんかんの区別 

高齢者てんかんの場合、…..は認知症ではなくてんかんの可能性が高い。 

症状 

①口を….. 

②手を叩くなど….. 

③…かわからない 

④反応が… 

⑤最近あった….. 

高齢者に起きやすいてんかん発作は、……脳に過剰な興奮が生じててんかん発作が起こる。側頭葉の内部には…..。また側頭葉は….興奮状態が起こると、….など色々な症状が現れる。 

てんかんの症状は認知症と似ているので見分けがつきにくいのが現実 

てんかんの記憶障害は、…..がよくあるんです。また発作が起きた後、もうろうとした状態での異常行動が認められるといった症状があれば、高齢者てんかんである可能性が高くなる。治療の基本は、抗てんかん薬による薬物療法 

今週の格言 

『歯を食いしばっている人に、神様は味方する』by中谷彰宏 

 

聞き逃された方は、ラジコ(radiko)

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