2023.9.4
Dr.深堀のラジオde診察室 2023年09月02日「お酒と薬の関係及び抗精神病薬の副作用」
アカシジアは、抗精神病薬がドパミン…..。抗不安薬が有効なことからGABAの機能低下が…….、現時点では、はっきりとしたことはわかっていない。  

お薬を服用したときにお酒を飲むとよくないよなぁっていうことは多くの方が、ご想像されている通りだと思いますけど、なぜそうなのか? 

アルコールがお薬に与える影響

アルコールはお薬との相互作用とかある。 

お酒即ちアルコールは、せっかく……をかけたりします。 

一緒に飲むのが危険? 

①薬の吸収率が…..が上がり過ぎます 

②アルコールも同じ肝臓で分解されますので、薬とアルコールを併用すれば……、肝臓本来の役割である解毒機能が低下してしまう。 

③鎮静作用や催眠作用がある薬剤では、…….呼吸麻痺で死亡された例も報告されている。 

④ジストニア:首や眼の筋肉が収縮しすぎて首が傾いたり目が上を向いてしまうような反応のこと、筋肉の異常な収縮が起こり、身体がガチガチになってしまう。 

⑤抗うつ剤とアルコールを同時に飲んで…….報告があります。 

 

アルコールを飲むときの注意 

絶対に薬とアルコールを一緒に服用するのだけは避ける。胃腸で同時に吸収されないように、少しだけ時間をあけるように工夫する。 

飲み続ける必要のあるお薬は、絶対スキップしない。特に抗うつ剤は………と血中濃度が大きく下がってしまい、もう一度有効な濃度まで……、定期的に服用することが重要な薬剤で完全に禁酒することが難しい場合は、やっぱりお酒の飲み方に注意が必要。 

 

①薬とアルコールは決して同時には飲まない 

②お酒はゆっくり飲むようにする 

③出来ればお酒の量はいつもの半分くらいの量に抑えるようにする 

 

アカシジアやジストニアといった抗精神病薬の副作用 

抗精神病薬の副作用にはアカシジアやジストニアに加えてジスキネジアですとか、パーキンソニズムや高プロラクチン血症といったものがある。また便秘や口の渇き、ふらつき、眠気、体重増加なども挙げられますね。 

 

副作用が出ていたら? 

①原因と。。。。。 

②投与そのものを。。する 

③他の薬に。。。。。 

④副作用止めの薬剤を追加投与する 

 

抗コリン作用とはアセチルコリンの働きを邪魔する作用 

抗精神病薬によってドパミンが抑えられている時には。。。。。。 

 

副作用止めの薬剤による副作用 

便秘や口の渇き・おしっこが出にくくなる尿閉やせん妄、あるいは眠気やふらつきといった症状 

 

ジスキネジア 

自分の意志とは関係なく、。。。。。。。。薬の副作用でなくともご高齢の方には突発的に起こりやすい症状。  

パーキンソニズム 

パーキンソン症状のことを指します。パーキンソン病とはドーパミンが不足する病気で抗精神病薬は、。。。。。。。。 

 

高プロラクチン血症

主に若い女性の方に発現する副作用でして、胸が張ったり母乳が滲んだり、生理周期が狂ったりする症状ですね。この副作用は、原因となった薬剤を中止すれば自然に治りますのでそんなにご心配される必要はないんですがね。 

 

薬には必ず主作用と副作用あることを理解し、何かおかしいなと感じた時は担当の先生にしっかり報告することが大事。 

今週の格言 

  『薬が毒になり、毒が薬になる』 

 

聞き逃された方は、ラジコ(radiko)

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