自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害):自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などという障害名は正式に廃止され統合された。
3つの特徴
「社会性の障害」:常識や社会の暗黙のルールから外れた行動を。。。。。。。
「コミュニケーションの障害」:相手のボディーランゲージや表情が示すところを感じ。。。。。。。、柔軟な対人関係を築くのが難しい。
「イマジネーションの障害」:「こだわりが強く、全体よりも一部が気になってしまう」。。。。。。。。。
原因:詳しいことはわかっていないが、先天的いわゆる遺伝的なもので。。。。。。「私たちの育て方が悪いからなってそうしまったの…?」と親御さんが責任を感じる必要はまったくないということだけは是非とも理解しておいて頂きたい。
自閉スペクトラム症は、病気でも障害でもなく、特有の発達スタイル、あるいは特定の「傾向」があるというような意味で捉えていれば良い。
自閉スペクトラム症をもったお子さんとの接し方
1.長く説明。。。。。は混乱してしまうため、「言葉は短く具体的に伝えるようにする」
例えば、「ちゃんと座ってね」と。。。。。て混乱させてしまう。「前を向いて座ろうね」ですとか、「。。。。」など短い言葉で、より具体的に伝える。
「おやつ買ってきたけん、座って食べようね」。。。。。。。と混乱してしまうことも。。。。。と一つだけ伝え、それから「おやつを食べてね」と次の行動を伝える。
2.言葉で伝えるより、。。。。。。。な情報は理解しやすい場合が多い。
3.「望ましい行動をとにかく褒めるようにする」
お子さんを叱るということは、子供の発達にはとても重要で必要不可欠なこと。でも、よく言われているところの「発達障害のある子供は叱ってはいけない」ということを言葉通りに捉えすぎている方が少なくない。
発達障害のあるお子さんの適切な叱り方
発達障害のある子供を叱る場合に心がけて頂きたいこと
三ッポイント
「やってはいけないことを具体的かつ分かりやすく伝える」
例えば、。。。。。。。。と具体的に良くない行動について伝え、。。。。。。。。。などと、その行動が良くない理由を分かりやすく説明するといい。
「発達障害の特性がある子供が理解できない表現を避ける」
発達障害のお子さんを叱るときには、CCQというテクニックを使う。
CCQとは、Calm即ち穏やかな声で、Close即ち子供に近づいて、Quiet即ち静かな声で、の三つの頭文字をとって名付けられたもの。
発達障害の子供は大きな音に敏感です。怒鳴られてしまうと親のイライラした気持ちが伝わって、パニックを起こしてしまうこともある。
自閉症のあるお子さんとの接し方で工夫して頂きたいことは、
「彼らが落ち着ける環境を用意する」
自閉症のあるお子さんはこだわりが強く、。。。。。。。。に工夫してあげる。
実は、この自閉スペクトラム症のことがよく理解できるTVドラマがある。
それは、「アストリッドとラファエル;文書係の事件簿」というフランス製のミステリーです。お時間があったら、ぜひご覧になって頂きたい。
今週の格言 『自閉症者は心を閉じていて、人と関わらないのではありません。開いているのに、気づいてもらえないのです。外に出るためには、人の力が必要です。どうか僕たちにこの社会で生きるための力を貸して下さい』by東田直樹
聞き逃された方は、
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