2023.2.6
Dr.深堀のラジオde診察室 2023年02月04日 「産後うつ病、特に男性にも産後うつがあること」
男性にも産後うつ「パタニティーブルー」があることは、一般にはまだまだ知られていない。
女性のマタニティーブルーと産後うつ病の違い
マタニティーブルーに悩む女性はけっこう多くて、おおよそ30%から70%の女性が経験すると言われています。
マタニティーブルー:女性ホルモンの急激な変化や出産のストレス、母親になることで。。。。。。2週間も経てば自然と回復する事がほとんど。
治療
新しく母親になることへの支援と。。。。2週間以上続くのであれば、産後うつ病の可能性も出てきます、産後うつ病は自然には回復しにくいで産婦人科や精神科の受診を検討してください。
産後うつ病は、周りの方々からの精神的な支えが得られない場合に発症するリスクがある。
産後うつ病の発症時期
出産後1ヶ月から6ヶ月の間とされています。中には。。。。もありますね。。。。。、何の治療もせず放置されれば数ヶ月から数年は持続すると言われています。
産後うつ病の原因
ホルモンバランスの乱れ
睡眠不足と疲労の蓄積
自分が母親になったという大いなるプレッシャーによるストレス
外部からのストレス
症状
体や心に様々な症状。。。。。、頭痛や全身の痛み。。。。
精神的な症状として。。。。。ケースさえありますから注意が必要です。
治療方法
カウンセリング
薬で治療
「生活の見直し」:最初から育児を完璧にできる人なんてどこにもいません。
産後うつを予防するためには、周囲からの支援が不可欠。
男性の産後うつ病
症状の傾向:「怒り」、。。。。。。、場合によっては「虐待に及ぶ」などの形で症状が現れやすい。
発症時期:出産の3ヶ月から6ヶ月後がピーク。
赤ちゃんが生まれるというのは、。。。。。。。父親としての重圧が増えて、知らず知らずの内に不安を感じてしまう。
男性の産後うつは、放っておくと子供を。。。。。、十分な治療が必要です
「スキンシップや会話をする」ということが何より大事。赤ちゃんが生まれると、今まで夫婦二人だけだった家は賑やかになります。嬉しい事ですが、やはり赤ちゃん優先になってしまいます。そうなると、夫婦の会話が後回しになってしまったり、イライラしてしまって喧嘩が増えてしまったりする事も。お互いを尊重するという姿勢です。
今週の格言
『うつや不安に絶対ならない母親など一人もいない』キャサリン妃
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