2022.3.5
コロナの抗体量
「3回目ワクチン接種後の抗体量」と「3回目を打つ前新型コロナウイルスに罹患、その後の抗体量」(同年代)
新型コロナウイルススパイク蛋白IgG抗体(=中和抗体)の抗体価と感染予防効果の関係性としては、抗体価が1000未満だと有効性が50%以下とされています。中和抗体の抗体価が4160で発症予防の有効性が95%とされています。人によって異なりますが、一回目のワクチン接種で抗体量は500~850程度、ワクチン2回接種で6000~10,000(1回目の抗体価より10倍)に、しかし半年経つと10分の1になります。このことから半年後に3回目のワクチンを打つ根拠になります。
そこで今回、当院職員の協力で抗体量を調べてみました。
2人とも2021年6月にワクチン2回目を摂取
ワクチン3回目接種前493➡接種後2週間「9989」
3回目を摂取する予定2週間前に
感染した方の治療2週間後の抗体量は「20000」でした。
ちなみに罹患した方でも3回目ワクチン接種は推奨されております。厚生労働省のHPには治療後90日以内の再感染は稀であることから、ワクチンの接種は当該治療から90日間空けることを推奨、しかし希望するのであれば早めに接種可能だそうです。