自閉スペクトラム症(自閉症・アスペルガー症候群):68人に1人。双方向の社会的コミュニケーションを維持することが苦手で、周囲言語発達に遅れはないが、他者とコミュニケーションをとるうえで、相手にわかりやすい言葉・他の人の発言の微妙なニュアンスを直感的に理解することを苦手とする。また、周囲の状況や他人の関心に構わず自分の好みのものに熱中してしまう特性があるため、家庭や学校・職場などの社会的な場において様々なトラブルを引き起こすことがある。
周囲との共感性に乏しい、マイペースに関心のあることに向かって行動してしまうという特徴をもつ発達障害。
自閉スペクトラム症の特徴
① 「コミュニケーションの困難」
言葉をそのままの意味で鵜呑みにしてしまう傾向があるため、人の発言を勘違いしやすい面がある
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。自分の関心のあることだけを話し続ける傾向がある。
② 「対人関係の困難」
場の空気を読むことや相手の気持ちの理解やそれに寄り添った言動が苦手
場に。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
③ 「こだわりが強い」
いったん興味を持つと過剰といえるほど熱中し、他のことが目に入らなくなったり、自分の興味のあることをずっとしゃべり続ける。
法則性や規則性を重視されて、。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
④ 「感覚の偏り」
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚という五感のどれかが非常に過敏で、強いこだわりがある場合がある。
⑤ 「運動のぎこちなさ」
体を。。。。。。。。。。。。。。。。。。。スポーツの技術習得に時間がかかることがある。
自閉スペクトラム症の方々と接する際、私たちはどのようなことに気をつければ良い
① 「指示やお願いをする時は短く具体的に」。「ちゃんと」とか、「きちんと」などのあいまいで抽象的な伝え方だと、人によって定義が異なり。。。。。。。。。。。。。。。。。。。具体的な指示内容を伝えると取り組みやすくなる。その他にも、「走ったらいかん」といった否定的な伝え方ではなく、「歩きましょう」のように肯定的な伝え方だと何をしたらいいかが分かりやすくなる。
② コミュニケーションを取るときに、口頭のみで伝えると、聞いていなかったり、聞こえていても注意が向いていないときがある。そのため。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
③ 「見てすぐ分かるように目印を与える」漠然とした空間や時間の把握が難しい場合があるので、彼らが目で見て理解できるようにイラストや写真を使って、手順や1日のスケジュールを明確にしたり、空間を目的に合わせて仕切ることで、何をする場所なのか分かりやすくしたりすると行動しやすくなる。
今週の格言
『変人呼ばわりする相手には愚人だと笑え』byカート・コバーン
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