Ｄｒ.深堀のラジオde診察室　２０２５年１月４日年末年始特別企画「十大ニュース」中編

Ｄｒ.深堀のラジオde診察室　２０２５年１月４日年末年始特別企画「十大ニュース」中編

先週より、年末年始特別企画として、先生なりの「十大ニュース」をお送りしておりますが、今夜は第６位から第４位までの発表です　

　

第６位は、ネット上での誹謗中傷問題の蔓延　

ネット上での暴言と言いますか、失言と言いますか、そうした物に対しては激しい誹謗中傷の嵐という形で報復されるのが常になってきています。見ず知らずの他人がやらかしてしまったことに激しく目くじらを立てて責め立てる、そんな昨今の風潮には、ちょっと首を傾げざるを得ない。　

他人に誹謗中傷を浴びせてしまう人たち？ 　

1)「自分独自の正義を振りかざして、自分の正当性を主張したい」　

本人にとっては至って正論………はエスカレートしていくんですね。正義感があることはいいことですが、そうした批判がエスカレートして、別の異なる意見の人を黙らせてしまったりするのはやっぱり行き過ぎです。　

2)「……を楽しんでいる」　

自分自身に何らかのコンプレックスを抱えている人が多い。自分に…………..には、現実世界では決してみせることがない攻撃心が強く出てしまうこともある。　

3)自己肯定感が低い。　

誹謗中傷を繰り返してしまう人は、………他人を誹謗中傷して自己肯定感を上げようとしているのかもしれません。　

4)周りから注目されたいという……の強さ。　

芸能人や政治家といった著名人を誹謗中傷して、………周りの目をいつまでも自分に注目させ続けるためには、誹謗中傷を繰り返すしかないわけですね。　

5)「ストレス発散」　

昔だったら、芸能人や政治家などの著名人の悪口や批判などは、男性だったら飲み屋で仲間達と酒を飲みながら発散できていましたし、女性の方ですと井戸端会議やお友達との長電話なんかで発散されていたと思います。ですが、……ＳＮＳという新たなコミュニケーション・ツールが登場してきたわけです。しかもそれは匿名……になっていく。現実世界でストレスを………と思います。　

　

第５位は、カスハラいわゆるカスタマーハラスメントというものが、大きな社会問題に。
今年、…カスハラに関する実態調査の結果を発表した……約６５％が「受けた」と回答している。また被害回数を業種別にみると、サービス業で特に多く……暴言が約４０％、威嚇や脅迫が約１５％、…….を繰り返すクレームが約１４％、長時間拘束が１１％などとなっている。　

カスハラをする人の心理　

「お客様は神様です」という誤った観念です。自分はお金を払ったのだから……と思い込んでいる。　

自分がカスハラをしている自覚がないため………あくまでも「自分は間違っていない」という心理がありますので、店側の主張など耳に入らない。………「自分を認めて欲しい」という心理が強く働いている人もいる。　

カスハラの常習犯は、むしろプライドが高い人が多い。だからこそ、………。要するに自己中心的で自分の要求が最優先だと考える傾向があります。この特徴は、…………という誤った信念を持っているということですね。カスハラの常習犯は元々人格的に問題がある人だということです。　

　

第４位は厚生労働省が飲酒のリスクや影響などをまとめたアルコール・ガイドラインを発表。　

１日２０ｇ（ビール５００ｍｌ）ほどの純アルコール量でリスクが高まる病気として、………の発症リスクと飲酒量についてもホームページに詳しく記載された。　

昔は、「少しの飲酒はまったく飲まないよりも健康にいい」と信じられていました。ですが、２０２２年に発表された最新の研究で、そうした考えは完全完璧に否定されてしまった。
２０２２年に………健康によいアルコール摂取量というものはこの世の中には存在しない、すなわち、アルコールは摂取量にかかわらず有害である。どうしても適量と言うのならせいぜい1日………健康リスクの増加は、わずか0.5％ですから、リスクはごく小さいでしょうね。アルコールは飲めば飲むほど体に悪いということは知っておくべき紛れもない事実なんです。　

　

お酒を辞めると手に入るもの　

「お金」と「時間」と「健康」の３ツです。　

使っていた酒代　

酔ってる時間がなくなり、しらふの時間が圧倒的に増え。　

お酒を辞めたら、肝臓とかも良くなって、肉体的にも健康になる　

　

今週の格言　　

『変わっていくこと、それが学ぶという事です。自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいい』ｂｙ養老猛司　

『充実した一日を過ごせば、幸せに眠れる』ｂｙレオナルド・ダ・ヴィンチ　

聞き逃された方は、ラジコ（radiko)で