2021.10.18
Dr.深堀のラジオde診察室 2021年10月16日 新型コロナウイルス後遺症 ブレインフォグ
新型コロナウイルス感染症にかかって、どうにか命拾いして、やっと治ったと思った後、多くの方が後遺症に悩んでいる。

長期コロナ感染症(ロング・コービット):味覚や嗅覚の障害・強い倦怠感・体の痛み・動悸や息苦しさ・頭痛・めまい・睡眠障害や脱毛や高血圧。ブレインフォグ。

ブレインフォグ:実際に脳に霧がかかったように頭がモヤモヤとして、なんとなく集中できない、忘れっぽい、頭がうまく働かない、考え事をしていると違う情報が入ってくる、相手の話が聞けなくなった、マルチタスクができなくなった、適切な単語が思いつかなくなった、物事を始めるのに時間がかかるといったような思考力が低下、認知機能の低下した状態になる。

 

周囲の人には理解されにくいため、とかく「気のせい」と思われがち。医学的に定義されたものはないため、「病気として認知されているものではない」と言われる。

 

脳が炎症を起こしている状態の症状ともいわれ、それを直接治せるような薬はない。

ブレインフォグの症状

思考力が低下して頭がボーッとする、目の前の事に集中できない、色々なことを考えてしまい混乱する、頻繁に物忘れをする、言いたいことがスラスラ出てこず、言葉に詰まるといったようなもの

原因:不安やストレス・低脂肪ダイエット、脳の慢性疲労、不規則な生活、食物アレルギー、脱水、女性の方の生理不順や更年期など

低脂肪ダイエット:。。。。。。。。

脳の慢性疲労:。。。。。。。。。

不規則な生活:。。。。。。

食物アレルギー:アレルゲンの摂取によってブレインフォグに該当する症状が出ることがある。

脱水:我々の脳の75%は水分ですから、わずかな脱水でも思考力に影響を与えるんですね。たった2%の脱水で注意力や記憶力を主とするブレインフォグが出現する

生理の症状が重いPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の場合はイライラやうつっぽさと並行してブレインフォグの症状が見られることもある。。。。。。。。

コロナウイルス感染の後遺症

コロナウイルス感染後に脳が炎症を起こしている可能性がある。

ブレインフォグが起こった場合の対策

新型コロナの後遺症としてのブレインフォグに対しては難しいが、

「脳に栄養を与える」食べ物は、。。。。。。。

脳の潤いを保つためには、毎日水分をしっかり摂ることもめっちゃ大事ですね。

逆に水をあまり摂らないリスク

脳梗塞、心筋梗塞、熱中症、腎不全といった命に関わる深刻な病気を引き起こすこともある。

脳の健康を促進する5つのブレインフード。

① 。。。。。。。

② ほうれん草、ケールなど色の濃い葉菜類。

③ 。。。。。。。。。

④ 。。。。。。。。。

⑤ 生のカカオ。。。。。。。

 

セロトニン:まずは太陽の光をたくさん浴びながら散歩をすることですね。晴れた日の朝方に散歩する習慣を身につけられたらいいですね。そうすると全身に血が巡ることで脳にも酸素や栄養素が行き渡って頭がスッキリしますからね。「太陽の光を浴びること」、「リズム運動をすること」、「人と会って話をすること」、「連続6時間以上の睡眠時間を確保すること」、「スマホやパソコンに触れる時間を減らして、ブルーライトの悪影響を減らすこと」などが、セロトニンを増やす上で重要な要素になることはもう何度も申し上げましたよね。このようにしてセロトニンが生成されやすい身体に変化させていくと、少しずつですが「頭のモヤモヤ」を感じる機会が減っていきますからね。

 

今週の格言 

『何かが変わっていく瞬間があります。今まで嘆いていたことが突然どうでもいいことに思えてくるのです』byアイリス・マードック

 

聞き逃された方は、ラジコ(radiko)

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